
(撮影/東川哲也)

(撮影/東川哲也)

(撮影/東川哲也)
中央大学、立教大学、青山学院大学…選び抜かれた2018年度のミスコン優勝者の3人が、大学生活の魅力を語ってくれた。その充実した生活ぶりに、受験生も父母も心が揺り動かされる。
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■中央大学 法学部2年/中塚美緒
都内の実家から1時間半かけて多摩キャンパスに通っている。
「広くて自然が豊かですよ。雪が降った時は、雪合戦をして遊んだり(笑)。自慢は学食。日本一の広さだそうで、4階建ての棟が丸々食堂なんですよ。大学の外に店がないからですけど(笑)」
バドミントンとKポップカバーダンスのサークルで活動している。70~80人が所属するダンスのほうでは副代表を担当。「代表のバックアップや、時には一緒に相談しながら、より良いサークル作りに努めています!」
将来の夢はアナウンサーだ。「政治学科でメディア政治コースを取って、ジャーナリズム論や行政学などメディアの仕事に生かせる勉強をしています」
■立教大学 経営学部3年/高木由梨奈
中学を卒業後、米フロリダの高校に単身留学。アメリカの大学試験にも合格したが、「アメリカナイズしすぎるのも嫌で、日本の大学をいくつか受験しました」。英語を用いた授業が多いことに魅力を感じ、立教大学の経営学部国際経営学科を選んだ。
経営学部では5~6人でグループワークをする授業がたくさんある。そのため「学部内でたくさん友だちができて、サークルに入る必要がないくらいです」というほど仲が良い。
「同級生の中に、クラウドファンディングで何千万円も集めて起業した人がいて、尊敬しています。でも私は経営に向くとは思えず、アナウンサーになりたいと思っています」
■青山学院大学 国際政治経済学部3年/田本詩織
「もともと国際関係を学びたかったんです。青学は海外に協定校が多いので、留学するのにもいいと考えました」という田本さん。青学を選んだ理由はもうひとつあり、「立地です。北海道出身の田舎者なので(笑)、高校時代から『憧れの東京生活』を思い描いていました。入学して実現できています」
授業で面白かったのは国際コミュニケ―ション総論。「外国人の先生で英語での授業です。私は日本語よりも英語の授業のほうが聞きやすい。日本語だと必要以上に難しい言葉で説明されるから……」
将来の夢は「南の島でゆっくりと過ごすこと」と冗談めかして言いつつ、まずは外資系など語学力を生かせる会社で働きたいという。
※週刊朝日 2019年3月22日増大号