
今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの女子テニスの大坂なおみ(21)。世界ランキング1位になったばかりだが、その前途を心配する声が漏れ始めている。
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日本時間2月12日に自身のツイッターで、2017年末から二人三脚でともに歩んできたコーチ、サーシャ・バイン氏との関係を解消したことを明かしたからだ。順風満帆に見えたバイン氏との歩み。元テニスプレーヤーの杉山愛さんも驚きを隠さない。
「テニス界全体で見ても、これだけ結果が出ている中での解消は異例。短期間で結果も出ていて、本当にいい関係を築けていると思っていた。サーシャからの“卒業”が正しい時期だったかは疑問が残ります」
これまで大坂は劣勢になるといら立つなど、精神面の課題を抱えていた。コーチがコートに入れる大会では、バイン氏が大坂の前にひざまずいて激励することも。杉山さんは指摘する。
「精神的に成長したなと思わせてくれた1年。そこにサーシャの存在の大きさがあったと思います。心のよりどころとしてサーシャが支えていた部分は非常に大きかったはずです」
40年以上の取材歴があるテニスジャーナリストの塚越亘氏も次のように話す。