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<br />172cm 大学生 「大学(青山学院)の先輩方のような、取材もするキャスターに憧れます」"
172cm 大学生 「大学(青山学院)の先輩方のような、取材もするキャスターに憧れます」
昨年は現役東大生が選ばれ、話題を呼んだミス・インターナショナル日本代表。日本一の美女を決める大会で、今年も意外な女性が選出された。日本代表となった岡田朋峰(ともみ)さんの独占インタビューをお届けする!
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父(俳優の岡田眞澄)はよく「朋峰が20歳になるまでは死ねないな」と言っていたのに、私が7歳のときに亡くなりました。私は今年20歳になることを機に何か挑戦したいと考え、父が長年世界大会で司会を務めていたミス・インターナショナルの出場を決めました。
父方の祖母がデンマーク人なので、私はクオーターです。そのおかげか、街中で出会う外国の方がよく親しみを込めて話しかけてくれます。その一方で、日本人であるという誇りも強く感じています。ヨーロッパの気品、日本の慎み深さを持つエレガントな女性になりなさい。父はそう言っていました。
この夏に予選を通過した私たち32人は、3カ月にわたってレッスンを積みました。ヒールを履いて鏡に向かって歩く練習を、5時間続けた日もあります。技術が上達するにつれて、自信もついてきました。
本選の舞台でスピーチやウォーキングをしているときに、客席に父の顔が見えました。父がニコッとしたら、次のポーズに変えたんです。父のいる世界大会に出場できることを嬉しく思っています。
(取材・文/本誌・菊地武顕)
※週刊朝日 2018年11月16日号
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