
一度見たら忘れられない、強烈な個性の持ち主・加藤諒さん。「○○ですゥ~」とどこか“オネエ風”の言動で、親しみやすいキャラクターも人気です。そんな加藤さんに作家・林真理子さんがプライベートからお仕事のことまで伺いました。
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林:今日のお洋服、すごく素敵ですね。スタイリストさんが選んでくださったんですか。
加藤:はい、そうです。
林:お洋服、お好きなんでしょう?
加藤:はい。服はすごく好きで、よく原宿の古着屋さんに行きます。
林:古着なんか買っちゃうんだ。
加藤:古着が多いですね。安くて自分が好きなものを買います。今日はフォーエバー21の服を私服で着てきました。(ハンガーにかかっている服を指して)派手なんですけど、すごい好きです。
林:あら、カワイイじゃないですか、カラフルで。撮影で着た服を買い取ったりもするんですか。
加藤:買い取りはまだないですね。前に「これ買いたい」と思ったつなぎがあったんですけど、2万~3万円だったので、自分のお財布には合わなくて。
林:こんな売れっ子さんが、何をおっしゃいます!
加藤:いやいやいやいや(笑)。でも僕、貯金派なんですよ。いっぱいためて、いざというときに使えるようにしておきたくて。
林:まあ。このごろの若い人、よく貯金って言うけど、ためる前に遊ばないと(笑)。
加藤:お金がかからない、お手軽なことで遊んでます。映画とか見て、そのあとお茶とかすれば話のタネが大好きな映画のことになるから、それですごく楽しいし。
林:お金ためて、そのうちアパート経営しようとか考えてるんですか。
加藤:やれたらいいなと思います(笑)。一つ、そういう安定したものがあればと思って。最近はコインランドリーとか駐車場もいいって聞きますよね。
林:これだけの売れっ子なんだから、西麻布でも行っていいワインを飲んでくださいよ(笑)。それはさておき、私、バラエティー番組で最初に加藤さんを見たとき、すごい存在感でびっくりしちゃいましたよ。テレビに出る人って個性的な人が多いですけど、群を抜いてました。それでいてわざとらしくなくて、踊りはうまいし、おしゃべりもうまいし、「この人、絶対売れるな」って最初に見たときから思ってました。