東大・安田講堂
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東京大・現役進学率トップ10
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<br />●表の見方現役進学率は、現役進学者数を卒業生数で割った数字。通信制・定時制を併設している学校は、それらを除く全日制の卒業生で算出した。増減は前年現役進学率との差を示した。小数点第2位以下を四捨五入しているため、同率で順位が異なることがある。早慶の表では、附属・系属校は除いた。また、卒業生数が50人未満の高校も掲載していない。現役実合格者数は、1人の生徒が一つの大学で複数の学部・学科に合格しても「1」とした数。国公立大と東大、京大は合格者数。-印は未集計。◇=国立、○=私立、無印は公立を表す(協力・大学通信)(週刊朝日 2018年6月22日号より)
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【ランキング】各大学別・現役進学率トップ10入りした高校はココだ!

●表の見方
現役進学率は、現役進学者数を卒業生数で割った数字。通信制・定時制を併設している学校は、それらを除く全日制の卒業生で算出した。増減は前年現役進学率との差を示した。小数点第2位以下を四捨五入しているため、同率で順位が異なることがある。早慶の表では、附属・系属校は除いた。また、卒業生数が50人未満の高校も掲載していない。現役実合格者数は、1人の生徒が一つの大学で複数の学部・学科に合格しても「1」とした数。国公立大と東大、京大は合格者数。-印は未集計。◇=国立、○=私立、無印は公立を表す(協力・大学通信)(週刊朝日 2018年6月22日号より)

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<br />●表の見方現役進学率は、現役進学者数を卒業生数で割った数字。通信制・定時制を併設している学校は、それらを除く全日制の卒業生で算出した。増減は前年現役進学率との差を示した。小数点第2位以下を四捨五入しているため、同率で順位が異なることがある。早慶の表では、附属・系属校は除いた。また、卒業生数が50人未満の高校も掲載していない。現役実合格者数は、1人の生徒が一つの大学で複数の学部・学科に合格しても「1」とした数。国公立大と東大、京大は合格者数。-印は未集計。◇=国立、○=私立、無印は公立を表す(協力・大学通信)(週刊朝日 2018年6月22日号より)
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●表の見方
現役進学率は、現役進学者数を卒業生数で割った数字。通信制・定時制を併設している学校は、それらを除く全日制の卒業生で算出した。増減は前年現役進学率との差を示した。小数点第2位以下を四捨五入しているため、同率で順位が異なることがある。早慶の表では、附属・系属校は除いた。また、卒業生数が50人未満の高校も掲載していない。現役実合格者数は、1人の生徒が一つの大学で複数の学部・学科に合格しても「1」とした数。国公立大と東大、京大は合格者数。-印は未集計。◇=国立、○=私立、無印は公立を表す(協力・大学通信)(週刊朝日 2018年6月22日号より)

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現役進学率は、現役進学者数を卒業生数で割った数字。通信制・定時制を併設している学校は、それらを除く全日制の卒業生で算出した。増減は前年現役進学率との差を示した。小数点第2位以下を四捨五入しているため、同率で順位が異なることがある。早慶の表では、附属・系属校は除いた。また、卒業生数が50人未満の高校も掲載していない。現役実合格者数は、1人の生徒が一つの大学で複数の学部・学科に合格しても「1」とした数。国公立大と東大、京大は合格者数。-印は未集計。◇=国立、○=私立、無印は公立を表す(協力・大学通信)(週刊朝日 2018年6月22日号より)

 大学には現役で入ってもらいたい。こんな願いをかなえる参考になるのが、現役生の進学状況だ。東大や京大、早稲田大や慶應義塾大、国公立大への現役進学率トップ10に入る進学校や特徴を紹介しよう。

 大学受験では現役志向が強まっている。文部科学省の調査によると、昨年春に入学した大学生のうち、84.6%が現役生だった。

 現役で志望校に合格しやすい高校はどこなのか。一つの指標になるのが大学ごとの現役進学率。現役で合格し実際に進学した生徒数を卒業生数で割ったものだ。その高校からどのくらいの割合で、現役で進学できたかがわかる。

 難関大学について現役進学率のトップ10をまとめた。

 東大のトップは国立・筑波大附駒場(東京)の48.8%で、卒業生のうち2人に1人が現役で東大に進む。2位の灘(兵庫)を15ポイント以上引き離し圧倒的な強さを誇るが、大野新副校長はこう語る。

「これまでも多くの先輩たちが東大に合格してきた。東大に出願することが『普通』だという雰囲気があり、それが現役合格につながっているのではないでしょうか」

 2位以下は全て中高一貫の私立校だ。東大の合格者数では37年連続でトップだった開成(東京)は29.1%で3位。

 京大のトップ10では公立校が健闘している。1位は府立・北野(大阪)で19.2%。5位には市立・堀川(京都)が入った。大阪府や京都市などでは優秀な学生を公立校が囲い込む動きが進んでいる。

 大学通信の安田賢治常務はこう見る。

「以前の公立校では受験勉強が間に合わず、浪人しないと東大や京大に合格しにくかった。今では進学指導の重点校などに指定された公立校で、現役で難関大に進む生徒が増えた。関西では特にその傾向が目立っている」

 東大や京大に現役で進学するのは、トップ10に入るような名門高校でも簡単ではない。筑波大附駒場を除けば進学率は3~10人に1人の割合で、浪人する生徒も目立つ。

 私大最難関の早慶のトップ10では、頌栄(しょうえい)女子学院(東京)や横浜共立学園(神奈川)、女子学院(東京)など私立の女子校が目立つ。女性は男性に比べ現役志向が強い。浪人して東大などを目指す女性が少ないことも、女子校の早慶への進学率を高めている。

 慶應大のトップ10では私立の中高一貫校が上位を占めた。早稲田大の上位には、県立・川和(神奈川)や県立・湘南(神奈川)、都立・国際(東京)といった公立校も入った。

「慶應は小論文の対策があり、早くから準備する中高一貫校が有利。早稲田は私立3教科型のオーソドックスな試験問題になっていて、公立校でも準備がしやすいのです」(大学通信の安田氏)

 国公立大のトップ10を見ると、地方の公立校が名を連ねる。それぞれの地元の国立大学や公立大学の進学実績が高い。

 1位の県立・弘前(青森)は弘前大や東北大、2位の県立・倉敷青陵(岡山)は岡山大や九州大に進む生徒が多い。

「ほかの地域の難関大に行かなくても、地元で進学すればいいと考える保護者が増えています。地元の国公立大を出れば、公務員や会社員として就職しやすいこともあります」(同)

 2018年大学入試のデータを分析して、志望校選びなどの参考にしてほしい。(本誌・吉崎洋夫)

週刊朝日  2018年6月22日号