ヴィッセル神戸入団会見でのイニエスタ(右)と三木谷浩史会長(写真・大塚淳史)
ヴィッセル神戸入団会見でのイニエスタ(右)と三木谷浩史会長(写真・大塚淳史)
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ヴィッセル神戸入団会見でのイニエスタ(写真・大塚淳史)
ヴィッセル神戸入団会見でのイニエスタ(写真・大塚淳史)
ヴィッセル神戸入団会見でのイニエスタ(左)と三木谷浩史会長(写真・大塚淳史)
ヴィッセル神戸入団会見でのイニエスタ(左)と三木谷浩史会長(写真・大塚淳史)

 世界のスーパースターが日本でプレーする。サッカー・スペイン代表アンドレス・イニエスタ(34)は5月24日、来日し、Jリーグのヴィッセル神戸と契約した。

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 都内で開かれた入団会見にはメディアが211社、348人が殺到、日本だけでなく海外メディアの記者も多く、注目度の高さが伺えた。.

 この世界的なビッグニュースに、大阪在住スペイン人で生粋のFCバルセルロナのサポーターも大喜びしていた。バルセロナ市のあるカタルーニャ州に関する文化を発信する「関西カタルーニャセンター」(大阪市)で、スペイン語とカタルーニャ語を教えるバルセロナ出身のブラネラ・アマデウさんは、興奮気味に語った。
 
「とても嬉しいです!本当に信じられない。イニエスタは世界でも5本の指に入るスター。(神戸以上の巨額オファーをしたとされる)中国のチームとかに行くと思っていました。その中で日本を選んでくれた。彼は、お金で選びません。また、私はFCバルセロナのソシオ(サポータークラブ)の会員です。以前、重病を患った時、友人を介して、イニエスタ選手のサイン入りユニフォームを頂いた。そういうこともあって、特にイニエスタ選手の大ファンです。大阪と神戸は近いですし、今後はヴィッセル神戸の試合を見に行きます!」

 また、ヴィッセル神戸の地元ではさっそく歓迎する声が次々とあがった。神戸とスペインの交流を目的とする神戸日西協会の事務局は「ちょうど今年は協会の40周年。より一層、文化交流を深めたい」と歓迎した。

 また、神戸市も世界のスーパースターの加入に驚く。神戸市はイニエスタの前職先であるFCバルセロナのあるバルセロナ市と姉妹都市関係で、今年はその25周年。神戸市が毎年開催するフットサルの国際親善大会「Futsal KOBE Festa(フットサル神戸フェスタ)」(6月7日から10日)を今年は、姉妹都市記念事業としてFCバルセロナのフットサルチーム(若手中心のBチーム)の招待が既に決まっていたところだった。関係者は「偶然そうなっていましてすごく嬉しいです。すごく良いタイミングですね。イニエスタ選手のような世界のトップクラブの選手を間近で見れるとは」と喜んだ。

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