〈今まで見て下さった皆様、ありがとう。みなさんのコメントに励まされたり微笑んだり楽しい時間でした〉
女優の宮沢りえ(44)が12月初め、公式インスタグラムを突然閉鎖。10万人近くのフォロワーらに動揺が広がる。一因とみられるのが、V6・森田剛ファンからの書き込みなどの“攻撃”。宮沢と森田は週刊誌で熱愛が報じられていた。
実業家男性と2009年に結婚した宮沢。長女を出産後、昨年3月に離婚した。熱愛報道はその7カ月後。仲むつまじいデートが報じられ、結婚観測も強まった。
それとともに増えたのが、森田ファンによるインスタへのコメント。11月下旬には、宮沢が娘と一緒に森田主演の舞台を観劇する様子がネット上で拡散された。ファンらは、「お前のせいで、舞台が台無し」「私たちの前に現れないで」など集中砲火を浴びせた。
〈不快な思いをさせてしまった方達、ごめんなさいね…そんな皆さんの言葉からも学ぶべきものがありました。人には様々な想いや言葉や感情が溢れていることを改めて知ることが出来ました。感謝です〉
宮沢は11月30日、最後の投稿として、花が寄り添う写真と共にこう綴った。
〈求めてくださる方がいたら、劇場で待っています…そこで心から分かち合うことが、私には一番合っているような気がします…(中略)今まで本当に本当にありがとう〉
宮沢ファンは悲しむが、「ネットでの批判をまじめに捉えすぎ」との声も。メディアコンサルタントの境治さんは「著名人がSNSをやるには、(やり過ごす)“スルー力”をある程度鍛えることも必要」と話す。
SNSでファンとやりとりすることは増えている。宮沢は森田ファンらの批判に、コメント欄でやんわり反論したこともあった。
「有名人は、何を言っても言い返せないだろうという前提で攻撃をしかける人もいる。反応すると相手をあおる面もあります。著名人は特に、これまで見なくて済んだ部分が見えてしまう怖さを理解し、SNSを始めるべきでしょう」(境さん)