見よ! そそり立つ野菜とチャーシューを
見よ! そそり立つ野菜とチャーシューを

 回転寿司チェーン「かっぱ寿司」の食べ放題サービスが話題となったが、新たに人気を集めそうなのが、フードリヴァンプ(東京都)が首都圏を中心に展開するラーメンチェーン「野郎ラーメン」の定額食べ放題サービス「1日一杯野郎ラーメン生活」だ。

 専用アプリをダウンロードし、月額8600円(税抜き)を支払うと、看板メニューの「豚骨野郎」(税込み780円)など3種類から1日1杯選び、月に何回でも食べられる。「豚骨野郎」の場合、月12杯で元が取れる計算だ。

 狙いについて、同社広報担当の黒木勝巳さんは「学生やお小遣い制のサラリーマンは食費を気にして満足に食べない人も多い。安心しておなかいっぱいになってほしいと思い、始めました」と説明する。

 サービス開始の11月1日。正午に東京・高田馬場店を訪れた。店は男性サラリーマンや学生、少数の女性らでほぼ満席。黙々と、かつ豪快に麺をすする。サービスを利用した客が2人いたようだ。

著者プロフィールを見る
吉崎洋夫

吉崎洋夫

1984年生まれ、東京都出身。早稲田大学院社会科学研究科修士課程修了。シンクタンク系のNPO法人を経て『週刊朝日』編集部に。2021年から『AERA dot.』記者として、政治・政策を中心に経済分野、事件・事故、自然災害など幅広いジャンルを取材している。

吉崎洋夫の記事一覧はこちら
次のページ