――そんな歌が、YouTubeやTwitterで一気に拡散され、CD化。かつてのヒット曲、「佐賀県」などと比べて反響は違いますか。

 全然違いますね。「佐賀県」は、地道にショーパブなどで歌って、徐々に徐々に浸透していった。それが今回は、あっという間に100万再生を突破。時代のすごさを感じましたね。

――CDのレコーディングで苦労された点は?

 泣いちゃうんですよね、途中で(笑)。一発録りしたい、だけど、感情が入っちゃって、3番ぐらいになると毎回泣いちゃって。最後まで歌えたことがないんじゃないかというぐらい。

――紅白も期待されます。

 家族みんなの夢でもあり、お義父さんにも紅白を見せて、元気になってほしい。歌の奇跡を信じたい。

――はなわさんは、ご家族でテレビ出演されることも多いです。3人の息子さんは、柔道で活躍。目標は東京五輪ですか?

 強いライバルは、たくさんいますから。だけど本人はそれぐらいの気持ちでやっていると思うので、僕も父親として応援してあげなきゃなとは思っています。

――息子さんへの応援ソングを新曲として作っては?

 考えてはいませんが、それで強くなってくれるのなら、歌います(笑)。こと子供に関してなら、なんでもできちゃう気がします。自分の身を削ろうが、全然苦じゃない。そんな経験ができるのがうれしいくらいですね。

(本誌・太田サトル)

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