「トイレの時間が厳格に決められていて、間に合わなくても『時間だから』と部屋に戻される。お漏らしすると職員室で『お漏らししちゃってごめんなさい、赤ちゃんでごめんなさい』と言わないと替えのパンツを貸してもらえない。本人も怖かったのか、家でもしばらく頻繁にトイレに行くようになっていました」
「子どもがお漏らししたとバスの添乗員さんに言われて、うちに帰ってカバンを開けたら、パンツにくるんだウンチがそのまま入っていてビックリした。そのカバンは給食セットのお茶碗やお箸も一緒に入っているものだったんですよ」
園は現在、保護者らから、確認できただけで2件の民事訴訟を起こされている。
こうしたトラブルを抱えていた森友学園だが、新設する小学校の開校準備は大阪府によって許された。
だが、地元の教育関係者らが委員を務める大阪府私立学校審議会の議事録を見ると、議論はかなり紛糾したことがうかがえる。14年12月の審議会では、教育方針に対して委員から疑問の声が挙がっている。
〈小さな子どもたちですから、判断がまだ無いときにですね、非常に色濃い教育をされているかなという気がして(中略)思想教育のような部分がありますから、そのことは今まで例が無いものを認可していくということなので(中略)少し違和感は覚えますが>