8月30日の大規模デモでは、中咽頭がん治療から復帰したばかりの音楽家の坂本龍一氏が自ら登壇して参加者に訴えた (c)朝日新聞社 @@写禁
8月30日の大規模デモでは、中咽頭がん治療から復帰したばかりの音楽家の坂本龍一氏が自ら登壇して参加者に訴えた (c)朝日新聞社 @@写禁
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 参議院で審議中の安保関連法案。全国各地で反対を訴えるデモが行われているが、著名人の中にも反対派は多い。彼らの安保法案についての発言を紹介する。

■坂本龍一(音楽家)「今、この状況で民主主義が壊されようとしている。憲法が壊されようとしている。(略)ぜひ、これ(デモ)を一過性のものにしないで、あるいは仮に安保法案が通っても、そこで終わりにしないで、ぜひ守り通して、行動を続けていって欲しい」(8月30日 国会前デモ)

■森村誠一(作家)「戦争が始まったら、女性の人権が破壊される。(略)その馬鹿馬鹿しい戦争を、安倍は再びできるような、可能な国家にしようとしています」(8月30日 国会前デモ)

■園 子温(映画監督)「今日は(安保法制に反対する学生団体の)『SEALDs(シールズ)』の応援団として来た。こんなに集まってすごいと思う」(8月30日 国会前デモ)

■後藤正文(「アジアン・カンフー・ジェネレーション」メンバー)「国会前には仕事で行けないけれども、僕も違憲法案には反対。『憲法の役割は、人権を守りつつ権力の濫用を防ぐこと』」(8月29日 ツイート)

■渡辺 謙(俳優)「国会での答弁から見えてきた、政府の定見なき推測だけで武器弾薬を携えて彼ら(自衛隊)を任地に向かわせる。未来のない戦いを強いられた栗林中将(映画『硫黄島からの手紙』で自身が演じた、米軍との死闘を指揮した栗林忠道陸軍大将)と何ら変わりがない気がしてならない」(8月28日 ツイート)

■竹下景子(女優)、平野啓一郎(作家)「私たちは、戦争の加害者にも被害者にもなりたくありません。(略)安保法案に強く反対します」(「愛知ゆかりの市民による平和アピール~安保法案に反対します~」<8月25日発表>に連名)

■今井絵理子(「SPEED」メンバー)「戦争を経験していない人が賛成!というのは、どこか説得力がないでしょ。今の日本の流れを拝見すると、どこかプチ戦争なら賛成!みたいに見えるのはわたしだけでしょうか?」(8月15日 ツイート)

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