動物写真家の岩合光昭さんの世界の猫を訪ねる旅をお送りする。今回は、トルコ・イスタンブールの猫。
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アジアとヨーロッパの接点に位置する、トルコ最大の都市イスタンブール。世界遺産のアヤソフィアは、東ローマ帝国時代、キリスト教の大聖堂として建設され、15世紀、オスマン帝国の支配とともに、モスクに転用された。
現在は、博物館のこの世界遺産には、猫が暮らしている。緑色の瞳のメス猫グリは、通称オバマキャットと呼ばれる。アメリカのオバマ大統領が同地を訪れた際、グリを撫でたことからニックネームがついた。にゃんとも有名な猫です。
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※週刊朝日 2015年4月24日号