3月26日、5年半にわたる「平成の大修理」を終え、白く輝く姿を見せた姫路城の完成記念式典が開かれた。空では、航空自衛隊のブルーインパルスが祝賀飛行を行った。
「城の上にサクラの花(直径約1500メートル)が咲くと、城周辺に集まった約6万人の見物客から大きな歓声が上がった。パイロットと記念撮影をするため、式典後も数時間は人の波が途絶えなかった」(姫路城総合管理室)
その人気ぶりは凄まじく、同城近くの自衛隊事務所にも人が詰めかけた。
「学生を中心に、その日だけで500人くらいが来ました。こんなことは初めて」(自衛隊姫路地域事務所)
主役を食っちゃった?
※週刊朝日 2015年4月10日号