週刊朝日で好評連載中の「美意識ある生活」。生活品評論家の東海左由留(とうかい・さゆる)さんが厳選したひと品を紹介している。東海さんは日本とヨーロッパで「生活をより豊かに」をテーマに様々なアイテムやサービス、ライフスタイルを取材。自腹で購入し、時間をかけて使用感を検証している。
今回は、ソニッケアー ダイヤモンドクリーンを紹介する。
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■毎日の歯磨き、手磨きでやり続けるのか
歯磨きは欠かせない習慣。だが、こうした日常生活習慣には落とし穴がある。目立つトラブルがないと、間違ったやり方を続けてしまう場合があるからだ。
筆者も磨き残しが多々あり、歯科医から歯周病予備軍と十数年前に指摘された。歯垢が赤く染まるテスターでは歯と歯茎の間が真っ赤に。きれいに落とすには手磨きで20分はかかるとわかり、以来、歯科医推奨の電動歯ブラシを使っている。
これまで7種類を使い倒し、最終的にたどり着いたのが、スピーディーに歯垢を落とし、衛生面を含めた使い勝手に慣れている、ソニッケアーのダイヤモンドクリーン。必要以上に歯の表面を摩耗させずに歯垢を除去できる。五つの異なるモードの中で、ガムケアモードは歯茎へのあたりがソフトで気持ち良い。仕上げはデンタルフロスと筆状になったワンタフトブラシでちょこっと手磨き。おかげで、歯と歯茎の状態は上々。最期まで自分の歯で、を目指している。
<今日の逸品>
ソニッケアー ダイヤモンドクリーン HX9303
オープン価格
問い合わせ先:フィリップスお客様情報センター
※週刊朝日 2014年6月20日号