こう語る前出ベテラン記者が心配するのは、むしろマー君だ。田中は日本時代からマスコミ嫌いで有名。メジャー移籍後も、ここまで突っ込みどころ満載だからだ。

 2月9日のニューヨーク入りでは数千万円出して200人乗れるチャーター機を使ったあげく、関係者出口から脱出して100人以上の報道陣を袖に。後には荷物を詰めた45個の段ボールだけ山積み、というオチまでつけた。

 キャンプ地に飛ぶためチャーター機専用空港へ移動した際は、一度はパパラッチたちを巻いたが、妻の里田まいとそろって大きなマスクをしていたため見つかってしまった。

 マスクをほとんどしないアメリカでは特に目立ったらしく、現地メディアは「ヤンキースのエース・タナカは手術用マスクをしていた」と報じる始末。

「まさに頭隠して尻隠さず(笑)。キャンプ地の宿泊場所は初年度はホテルが多いですが、この夫婦は月100万円ぐらいするというコンドミニアム。松井秀喜でも自分で運転してキャンプに通っていたのに、マー君は運転せずスタッフが運転。周囲との接触を極端に避ける不自然さは英語コンプレックスからでは、との噂です」(スポーツ紙デスク)

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