
ハワイ出身の力士「小錦」として活躍し、引退後はタレントとして活動しているKONISHIKIさん。妻であり所属事務所KONISHIKI POWER社長である小錦千絵さんとともに、精力的に活動している。出会った当時のことを、ふたりはこう振り返る。
千絵:「初めて出会ったのは、私が働いていた診療所。彼が治療に来て、いきなり『結婚してください』と(笑)。もう、ビックリ」
KONISHIKI:「当時はシングルだったからね。キレイな人がいたら誰にでも『結婚してください』って冗談を言ってたんだけど。まあ、挨拶のようなものだよ(笑)」
千絵:「そう、誰にでも言っていたはずですよ。もちろん私は彼が元大関小錦だっていうことを知っていましたから、何も答えられず、笑っているだけでしたね」
現在は、タレント、ミュージシャン、プロデューサーとして幅広く活躍し、子どもからお年寄りまで幅広い世代の人気を得ているKONISHIKIさん。現役時代に痛めた腰や膝の治療のため訪れた診療所で千絵さんと出会ったのは2000年の夏。前妻との離婚が成立した頃だった。
KONISHIKI:「電話番号を交換して、何度もデートをして、話すうちに、とにかく感覚が合うなって思ったんです」
千絵:「彼の仕事の現場に遊びに行ったり、電話をしたり、映画を見たりするようになったんですね」
KONISHIKI:「オレのことを好きだったんだよね。断っても何度も来たから、まあ、しょうがないなあって」
千絵:「もう(苦笑)」
KONISHIKI:「旅もしたよね。アメリカやハワイにも一緒に旅行したね。トルコに旅行した帰りに、ロンドンのヒースロー空港のショップで、指輪をプレゼントして『よかったら、結婚しようか』とプロポーズしたんだ」
千絵:「嬉しかったですね。今もとても大切にしている、思い出の指輪です」
※週刊朝日 2014年1月24日号