「2020年は子年でこちらも細かく言うと庚(かのえ)がついた『庚子』。『子』も水系の意味なので、来年も引き続き、水系の名前に注目が集まると思います。さらに『庚』は“原石”とか“加工される前の金属”とか“月”とか“木”を表すんですね。『金』『月』『石』『岩』がつく名前に良い悪い両方の意味で注目が集まる年になると思います」

 さらに、一年を通じて見ると大きな動きも見えてくると持論を展開する。

「子が水を表して、庚が鉄を表す。“水の上の金属”というイメージが出てくるので、例えば、沈没船が出てくるとか、海底資源が大量に見つかるとか。もしくは、月の方を考えると、宇宙で新たな発見があるとか。あと、来年は山羊座が12年に一度の幸運期になるんです。山羊座は安心・安全がテーマなので予防医学にさらに光が当たる。また、今、すごく光が当たっているクラウドファンディングとか仮想通貨に対して、安心・安全という観点から疑問視する声が上がったり。そういう年になると思います」

 来年、最大のイベントと言えば東京五輪となるが、同氏いわく、アスリートのような勝負事の世界ではこの“注目”が良い形で出ることが多い。すなわち、メダル獲得が期待できるような流れになるという。

「山羊座というのは“伝統”という意味合いも入っているので、そこから考えると、日本として伝統的な競技、分かりやすいところで言うと、柔道。ここのメダルは通常の大会以上に期待できますし、かつての強さということで言うと、バレーボールも良い結果が出るかもしれません」

 来年の今頃、この占いがどう出ているのか。まさに神のみぞ知るところではあるが、注意深く見守っていきたい。

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中西正男

中西正男

芸能記者。1974年、大阪府生まれ。立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当として、故桂米朝さんのインタビューなどお笑いを中心に取材にあたる。取材を通じて若手からベテランまで広く芸人との付き合いがある。2012年に同社を退社し、井上公造氏の事務所「KOZOクリエイターズ」に所属。「上沼・高田のクギズケ!」「す・またん!」(読売テレビ)、「キャッチ!」(中京テレビ)、「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)、「松井愛のすこ~し愛して♡」(MBSラジオ)、「ウラのウラまで浦川です」(ABCラジオ)などに出演中。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?」。

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