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私は、2014年2月から「なーちゃんねる」というYouTubeチャンネルを運営しています。長男「こうちゃん」と親子で出演する"ファミリー系"というジャンルに分類されるYouTuberで、登録者数は200万人以上、総再生回数は10億回以上です。(動画を視聴してくださる皆さんのおかげです!本当にありがとうございます!!)
今回は、私がよく人に聞かれる質問や、よく言われる意見をもとにYoutuberという職業についてお伝えしたいと思います。
■「なぜYoutuberになったの?」
もしかしたらこれが一番多い質問かもしれません。でも特別な理由はないんです。5年ほど前、専業主婦として家事と育児に奮闘しているころ、遠方にいる祖父母に息子の成長を伝えたくてYouTubeを始めました。子どもが初めて立ったり歩いたり、カタコトで話し始めたりしたときの様子を動画でみせたかったのです。そんな軽い気持ちで始めました。
■「そもそもYoutuberって何?お金を稼げるの?」
Youtuberとは、Youtubeに動画を投稿して収益を得る人たちのことを指します。動画に掲載される広告から収益が発生するので、ブログなどのアフィリエイトと同じ仕組みです。そのほかにも、チャンネル内で商品やサービスを宣伝する企業案件や、グッズ販売なども収入源になります。
厳密には、Youtubeの収入だけて食べていける人が職業Youtuberですので、稼げていない人々は動画投稿者と呼べるかもしれません。現在、1カ月間に30万円以上を稼ぐチャンネルは、国内で1000組を超えており、市場の拡大とともにYoutuberの数は飛躍的に増加しています。若年層マーケティング事業を手掛けるCA Young Labの国内YouTuber市場動向調査によると、2022年の国内YouTuber市場は17年比の約2.6倍、579億円規模に達すると予想されています。ひょっとしたら皆さんのお隣さんやご近所さんにも、Youtuberがいるかもしれません。
■「毎日投稿するのは大変そう」
私もそう思います。だから毎日投稿はしていません。Youtuberといえば、基本的に毎日動画を投稿して、撮影や編集作業に追われているようなイメージを持つ方もいると思います。実際、そんなスタイルのYoutuberも多く、同業者として、「よく働くなぁ…」と思います。
私はYoutuberのなかでは特異な存在で、投稿頻度は月1~2回です。長期休みや企業案件を受けた際はもっと稼働しますが、子供の負担にならないスケジュールで撮影するため、他のYoutuberと比べて投稿本数はかなり少ないです。