「役作りもストイックですからね。『陸王』(TBS系)でマラソンランナー役を演じた際は、ランニングとフォームを3カ月前から練習していたとWEBマガジンで話していました。しかも、体形を近づけるため食事制限もしていたそうです。また、映画『名探偵ピカチュウ』では、プロテインを飲みながらアフレコをしていたと初日舞台あいさつで共演者が明かしています。竹内いわく、アフレコ中も筋分解が起こっているためタンパク質の補給は欠かせないとか。そんな竹内ですが、ドラマや映画では爽やかな役が多いですよね。そうした中、バラエティー番組やインスタでみせる顔とのギャップに引いてしまった視聴者もいるのでしょう。本来、性格は真面目でスタイルも抜群です。バラエティー番組でのトークやインスタは控え、ドラマや映画に専念すれば、もう一皮剥けると思いますよ」(同)

 ドラマウオッチャーの中村裕一氏は、竹内の今後についてこう分析する。

「確かに、爽やかな好青年のイメージが強すぎるあまり、演じる役のキャラクターが固まりつつある印象があります。もちろん、現時点でも十分に活躍していると言えますが、欲を言えば、もう少しドラマでの露出が欲しいところ。ゲスト出演でも良いので、思い切って凶悪な殺人犯や強烈な汚れ役に挑戦してもいいと思いますし、世間のイメージを逆手にとって、空気の読めない天然キャラを演じてみても面白いかもしれません。同じ事務所の先輩である鈴木亮平が、パンツを被って戦った『HK 変態仮面』や、体重を増やして特殊メークにも挑んだ『俺物語!!』で俳優としての新境地を開拓し、飛躍のきっかけにしていったように、これまでのイメージを覆すようなインパクトのある役に積極的にチャレンジして、役者としての幅を大きく広げて欲しいと思います」

「陸王」や「ブラックペアン」(TBS系)で演じた、一生懸命な青年役も似合う竹内。そんな役柄と同様、持ち前のひたむきさでさらなる飛躍となるか。今後の活躍に期待したいところだ。(丸山ひろし)

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