最近は官僚でも数人逮捕されたと報道されていたし、大麻も低年齢化しているし、それだけ世の中に入ってきているんだと思う。2018年はコカインの摘発と押収量がかなり増えていて、個人的にはオリンピックの影響なのかなと思っています。外国では日本よりコカインが人気だから、オリンピックの時期に需要が増えるとみた売人が仕入れているのか、もしくは警察が力を入れて検挙しているのか、どっちなのかはわからないけど。
考え方を変えないと薬物の蔓延は止まらないと思うし、もうその時期に差し掛かってきたんだと思います。
もちろん、そもそも手を出さないという予防のための教育も必要で、それはタバコの成功例に習うべきだと思う。僕らの世代までは10代後半でかっこつけてタバコを吸い始めるってことがよくあったけど、「タバコってダサい」って言われるようになってから若い世代はほとんど吸わないですよ。それなら法で禁止されている覚せい剤やコカインの予防はもっとやりやすいんじゃないかなと思うし、もっともっと力を入れていくべきだと思う。
そして、もしまかり間違って使用して依存症になってしまったら、その人をどう立ち直らせるかという社会をメディアも一緒につくる。それが一般人でも、どんな業界であろうと、過ちを犯した人を社会に戻していくっていう動きにつながっていけばいいと思います。