吹原:手伝ってあげた相手とどこかで会うかもしれませんからね。「あなたは、あの飛行機の!」みたいに(笑)。

田村:そうなんです(笑)。だから、どんなときも偉ぶらず、周りをサポートしてあげるように心がけています。

■マウントする人間は猿山のサルだと思え!

吹原:職場以外でも、マウンティングに悩んでいる方もいらっしゃると聞きます。例えば、タワーマンションの住んでいる階や持っているブランドなどです。

田村:気にしないのがベストですね。「上の階に住めておめでとう!」「いいものを持てておめでとう!」と心を広くして祝福してあげましょう。

吹原:真正面から対抗するのは不毛ですよね。住居の高さもブランドも、順位は絶対的なものではありませんからね。それに対して、背伸びし合うのはまったく意味はありません。

田村:おっしゃるとおりです。

吹原:相手をサルだと思えば、気が楽になるのではないでしょうか。猿山のサルに対して、「あいつテッペンに座りやがって!」と悔しがる人はいないじゃないですか(笑)。それと同じです。

田村:別の人種だと思えば、気が楽になりますよね。

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