「赤江さんさ、そうやって1人で背負わなくてもいいですよ。僕らがいるし、スタッフさんもいるし、なによりもたくさんのリスナーさんが応援してくれてますから」

 学級委員、さすがだなーと思った。ドジで可愛い相方が落ち込んでいる時、「1人じゃないよ」って、働く女なら絶対染みる。そう思った。

 学級委員だったり働く女だったりで恐縮だが、そうなのだ。仕事好きな女は抱え込みやすい。ドジとは言え学級委員の赤江だ。番組への責任を感じていることもヒシヒシ伝わってきた。だから、抱え込まないでいいよと言われ、どんなにほっとしたことだろう。

 と思いつつ、『FRIDAY』された翌週の大吉との「たまむすび」(4月24日)を聴いた。「気まずい、先生」「気まずいよ」で始まった放送。大吉が「ほんとのところを言わないと」と説明を始めた。

 それによれば『FRIDAY』よりだいぶ前の3月21日、赤江は番組を辞めたいと大吉に伝えていたという。大吉は慰留し、赤江も徐々に気力を回復させていた。だが、写真を撮られた週だけ3回も会っていた。なぜかというと、瀧の保釈がありそうだという情報が入ったからだという。それがすごく心配になった、と大吉は語った。余計なお世話かもしれないが、瀧がもしやつれて髪の毛も真っ白で、そんな姿で謝罪をするような映像が流れて、それを赤江が見たら、また辞めると言うのではないかと思った。だから、

「この週は『会える時には会えませんか』って僕から誘わせてもらって」

 そう大吉は言っていた。

「会える時には会おう」って、すごいキメ台詞だと思う。相談している相手からそんなふうに言われて、ドキッとしない女子なんているわけない。と、決めつけるワタクシ。正直、大吉の外見も嫌いではない。

 で、この日に赤江が語った大吉が、これまたいい感じだった。パイロット版の時から大吉はメンバーで、「なんかできる気がしない」と弱音を吐いたら、「赤江さん、失敗しても来世がありますから」と言ってくれた。「本当にもう、要所要所で助けていただいて、救われて」。だからランチに誘ったと説明していた。

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大吉先生はモテ男?