堂々の第一位は吹奏楽部などの「音楽系」の部活でした。大方の予想は野球やバスケ部だったかもしれませんが思い出してください。野球部やバスケ部って人数が多いんです。エースやキャプテンはモテても「そのほか大勢」はモテていないというファクト(事実)! みなさんも知っているはずです。
それでも球技系の部活、つまり直接ボールを投げたり、蹴ったりする部活は2位につけています。同じ球技でも卓球やバドミントンなどラケットを持つ「ラケット球技」は4位でした。
しかし、私にとって、そんなモテる方の話はどうでもんいいです。
注目したいのは、芸術系(美術部、演劇部、書道部など)の0.0%という驚愕の数字です。部活ごとに恋人がいる割合を平均すると10.6%(男子部門)、10人に1人でした。その平均値を大きく下回っているのです。
さらに言えば、恋人がいる芸術系部活動の男子は「私の知る統計上、いまだ発見されていません」(鈴木さん)。
発見とか言うな、鈴木! それはツチノコとか、ムー大陸にしか言っちゃいけないやつだ。すみません。モテない男子に心を寄せすぎました。気を取り直して女子の部門に移ります。
■部活ごとの恋人がいる割合(女子部門)
1位 球技系(サッカー、バスケ、ソフトボールなど)21.6%
2位 武道系(柔道、剣道、弓道など)19.0%
3位 所属なし 18.8%
4位 個人競技系(陸上、水泳、体操など)17.9%
5位 ラケット競技系(テニス、卓球など)12.0%
6位 その他文科系(科学、家庭、生活など)13.1%
7位 音楽系(吹奏楽、合唱など) 10.4%
8位 芸術系(美術、演劇、書道など)6.4%
男子とは違い「恋人がいる」と最も多く答えたのが球技系の部活。とくに「女子バスケ部」は強かったそうです。しかし、またも芸術系が最下位。
女子の場合、注目すべきは運動部(球技系や武道系など)が上位に、文化部(芸術系や音楽系など)が下位に固まったことです。