■誰もが知りたい夫への手料理レシピ
人気女優でありながら、自ら編集長となり秋田県内で取材を重ねていた佐々木。そんなところからも地元への並々ならぬ愛着が伺えるが、加えて「夫にも秋田の郷土料理を作ってあげているようです」と話すのはテレビ情報誌の編集者だ。
「家ではきりたんぽを作ったり、稲庭うどんやいぶりがっこも食べていると地元新聞の編集長就任式で明かしていました。秋田の食材で料理をすることが何より幸せだと言っています。故郷を愛し、貢献しようという姿勢は、感謝と恩返しを忘れていない証拠。幸せな夫婦生活だけでなく、そんな人間性も愛される理由だと思いますね。今年の1月には『秋田県人会』の様子をインスタグラムに投稿し、こちらも話題になりました。柳葉敏郎(58)、藤あや子(57)、加藤夏希(33)ら数々の芸能人が参加し『秋田が大好きだからこそ、それぞれの思いが飛び交っていて、その光景が、嬉しくて嬉しくて…最高でした!』と興奮気味に綴ってました。もしかすると、そんな地元愛が高じて将来は秋田で子育てをするということもありえますよ」
秋田への愛着溢れる佐々木。そのガチっぷりは、県外出身の人間から見ても好感度が上がる話である。また、地方衰退が叫ばれる中、佐々木のような芸能人が増えればより活性化に繋がるだろう。芸能リポーターの川内天子氏は、佐々木希の今後についてこう予測する。
「もともと佐々木さんは秋田県内のショップで働いているところを青年漫画誌の美少女発掘企画で取り上げられ、デビューしました。ほかの芸能人と比べ、どうしてもタレントとして成功したくて上京したわけではなく、ガツガツしたところがないので、結果的に老若男女問わず好かれるキャラに落ち着いたんだと思います。『これ』という代表作はないですが、モデルからタレント、女優として着実に歩んできた。今後は大ブレイクし、ママタレントとして活躍していくでしょう。何せ夫は“芸能界のグルメ王”ですから、渡部さんが納得する手料理のレシピはみんな知りたいでしょう。子育てに関しても、秋田の水や土に触れさせ、秋田弁を覚えてほしいと思っていると思います。完全に秋田に拠点を移すことはないとは思いますが、東京と秋田の往復生活になっていくでしょう」
今後も佐々木希の大きな広がりを期待したいところだ。(ライター・丸山ひろし)