僕が有吉(弘行)やザキヤマに「またハゲましたね」っていじられたとしても、それによって喋れるっていう目に見えない優しさみたいなものがあって、それを含めてお笑いなんです。松本さんがM-1の審査員はプロじゃないとダメだと言うのは、細かい技術論はお客さんにはわからないし、わかってしまうと僕らの仕事は成り立たなくなるという面があるのではないかと僕個人的には理解してます。
一般投票になると視聴者の満足感はあっても、ネット上の叩きはいまより多くなると思います。「面白くないのに」とか「インチキだ」とか「操作した」とか……。みんな価値観が違うから、僕がクソつまんねーなと思う人を面白いと言う人もいる。僕はアイドルに興味はないけど、アイドルを追っかけてる人もいる。漫才日本一を決めるのは、アイドル界で日本のナンバーワンを決めようっていうのと同じぐらい難しいことで、いろんな価値観がある中で、一つを決めなきゃいけないものなんです。
SNSにさえ上げなければ、問題無かった。擁護する気はないけど、反省してるならもう良いんじゃない? はい、この話はこれでお終い。