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「なぜ生きづらさがあるのか」をシェア

 東さんは、とても明るくて爽やかで、芯のある方だと感じました。

 まだ障害に対する理解が乏しい現在の日本では、こうして大きな旗を振って導いて下さる方にはなかなか出会うことができません。

 10月6日(木)は「生きづらさだヨ!全員集合」と題し、脳性まひの登壇者が自身の生きづらさについて発表し、参加者みんなで考えるワークショップを開催するそうです。

 東さんは、「解決はしないし正解もないけれど、なぜ生きづらさがあるんだろう?とモヤモヤと考えて、シェアしていくことが大切」とおっしゃっていました。

 Warm Green Dayのシンボルカラーはグリーンです。

 この日に緑色のものを#WGD106とともにSNSにアップしていただくだけでも、このイベントに参加できます。

日本でも脳性まひについての理解が深まっていくことを願っています。

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江利川ちひろ

江利川ちひろ

江利川ちひろ(えりかわ・ちひろ)/1975年生まれ。NPO法人かるがもCPキッズ(脳性まひの子どもとパパママの会)代表理事、ソーシャルワーカー。双子の姉妹と年子の弟の母。長女は重症心身障害児、長男は軽度肢体不自由児。2011年、長男を米国ハワイ州のプリスクールへ入園させたことがきっかけでインクルーシブ教育と家族支援の重要性を知り、大学でソーシャルワーク(社会福祉学)を学ぶ。

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