はるかさんは、都内の職場まで片道1時間以上かかる郊外に暮らしている。平日にブログを更新する時間は少ない。土曜日に「自宅だと眠くなるので」、近所のコワーキングスペースで作業する。

「ブログの実績を人事に見せたら、ネット事業を推進する部署へ異動。マーケティングの仕事をするようになりました。そのため本業がさらに多忙に……。今は無理のない範囲で更新、友人に1件6千円の原稿料を払って婚活アプリのレビュー記事を書いてもらうなど、時には他力も使って更新しています」

 それでも今年は月平均11万円の収入になっている。天晴。

(ジャーナリスト・安住拓哉、編集部・中島晶子)

AERA 2021年12月27日号

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中島晶子

中島晶子

ニュース週刊誌「AERA」編集者。アエラ増刊「AERA Money」も担当。投資信託、株、外貨、住宅ローン、保険、税金などマネー関連記事を20年以上編集。NISA、iDeCoは制度開始当初から取材。月刊マネー誌編集部を経て現職

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安住拓哉

安住拓哉

出版社勤務を経て2021年に独立。経済関連記事全般が得意。取材・執筆歴20年以上。雑誌の取材記事の他、単行本のライティングも数多く手掛ける。

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