コロナ禍で子どもが不登校に…どう声がけすべき? プロ家庭教師がすすめる対応は

子育て

2021/05/29 11:00

AERA 2021年5月31日号より
AERA 2021年5月31日号より
「名門指導会」代表 西村則康さん/プロ家庭教師、塾ソムリエとして活躍。『共働きだからできる 中学受験必勝法!』『中学受験 偏差値20アップを目指す逆転合格術』など著書多数(写真:本人提供)
「名門指導会」代表 西村則康さん/プロ家庭教師、塾ソムリエとして活躍。『共働きだからできる 中学受験必勝法!』『中学受験 偏差値20アップを目指す逆転合格術』など著書多数(写真:本人提供)

 緊急事態宣言の延長、長引く外出自粛要請。家庭内で親子が顔を突き合わせる時間が増えた。つい口うるさい親になっていないか。AERA 2021年5月31日号で、プロ家庭教師の西村則康さんに、コロナ禍の声かけのヒントを聞いた。

【写真】西村則康さんはこちら

*  *  *
──ほめるのが大事というのはわかりますが、我が子はほめると有頂天になるタイプ。また、きょうだいで得意なことや性格が違うので、比べてしまい、ほめるにも気を使います。

■自由裁量権を認める

 ほめれば天狗になるタイプの子は私の教え子にもいます。そんな子には「叱りながらほめる」、または「ほめながら叱る」がポイント。例えば「あなたは計算力があるはずなのに、なんでこんな間違いをしたの?」「こんな難しいことができるなんてさすがだね。あと少しこの点を工夫したらもっと良くなるな」というふうに、プラスとマイナスを両方同時に伝える。そうすることで、自信を持ちながらも、もう一歩、頑張ろうと思えるはずです。

 親は子どもに対してどうしても短所が目につきますね。きょうだいがいれば、欠点が多いと感じる子にばかり集中してしまったりもする。しかし、見方を変えれば、欠点と思えることは長所である場合も多いのです。

 例えば、いつも遊びに夢中な子は好きなことへの集中力があるはず。逆に、勉強をささっとやってしまえる子は、スピードがあって頭の回転が速い一方、考えが雑なところがあるかもしれない。子ども一人ひとりの長所を認め、その子自身が何か少しでも成長したらほめればいいのです。きょうだいは互いを比べがちですから、もう一人の子にも同時にその子の良さをほめる。両方それぞれのいい部分に目を向けてあげてください。

──中学受験を控えた6年生。家庭学習時は、親が毎日の計画を立てています。中学に上がったら自主的に学習計画を立てられるでしょうか?

 我が子を応援する親御さんの頑張りや努力は素晴らしいことです。手をかけた分だけ、ある程度の成功に導いてあげられるでしょう。しかし、ずっと親がサポートし続けるわけにはいきません。

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