※写真はイメージ(gettyimages)
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 デビューして1年、活躍の場が広がっている。際立つ音楽性から、「ジャニーズらしくない」と言われる彼らが自分たちの現在地を語り合った。AERA 2021年2月22日号から。

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 2020年1月にリリースしたデビュー曲「Imitation Rain」はミリオンヒット、公式YouTubeチャンネルの登録者数は100万人を超えている。年末にはNHK紅白歌合戦にも初出場を果たした。存在感を示した一年だった。

田中樹(以下、田中):ありがたいことですけど、それを自分たちが実感できる場は少なかったんです。コロナ禍でライブにも活動にも制限が出る。もし制限がなかったらどうなっていただろうと考えると、悔しさはあります。ただ、マインドはデビュー前とまったく変わってない。

全員:うんうん。

ジェシー:やっていることは変わらないけど、量が増えて知名度が少しだけ上がった感覚です。街を歩いていても、騒がれることもない。

高地優吾(高地):そもそも、今はあんまり出歩けないしね。

ジェシー:そう。この間、久々に渋谷を歩いたんですけど、ジュニアの時より気づかれなかった(笑)。ただ、前は先輩たちが街のあちこちに(広告で)いる光景を見て、すごいなあと思っていた。その同じ場所に、いま自分たちがいるのは不思議な感じがしました。

森本慎太郎(以下、森本):僕はKis−My−Ft2さんと一緒に、ラジオ(ニッポン放送の24時間生放送のチャリティー番組「ミュージックソン」)のメインパーソナリティーを務めたことが思い出深いですね。先輩に頼る部分も多かったけど、僕らも自分たちのよさが出るよう個々で闘いました。それをキスマイさんがほめてくれたりして、達成感と充実感がありました。

高地:一年を振り返ると、やっぱり一番大きかったのは紅白じゃない? デビューした年にあの大舞台に出していただいて。滝沢(秀明)くんから知らされたのは会見当日の朝で、ほぼドッキリ形式(笑)。衝撃でした。

京本大我(以下、京本):いろいろひっくるめて、想像以上に最高の一年でした。

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