「一船買い」って何だ 後継者不足に悩む日本の漁業を救う切り札に? (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「一船買い」って何だ 後継者不足に悩む日本の漁業を救う切り札に?

連載「お魚ビッくらポン」

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岡本浩之AERA#AERAオンライン限定
定置網漁師の松岡さん

定置網漁師の松岡さん

松岡さんの定置網でとれた真鯛

松岡さんの定置網でとれた真鯛

松岡さんの定置網でとれたヒラメ

松岡さんの定置網でとれたヒラメ

松岡さんの定置網で取れたスズキ

松岡さんの定置網で取れたスズキ

「一船買い」とは、定置網漁の漁師さんとの間で、その定置網にかかった魚を、どんな種類、大きさの魚でも、くら寿司がすべて一定の価格で買い取るという契約です。

 先程書いた通り、定置網漁にはいろんな魚がかかります。高級魚がたくさん獲れるときもあれば、大衆魚ばかりの時もあります。大衆魚ばかりの時には、市場に出しても値がつかず、燃料代も出ないこともあるそうです。

 一船買いはそうしたリスクを軽減する仕組みです。漁師さんにとっては収入の安定につながり、くら寿司にとっては市場での相場に左右されず、安定的に魚を仕入れることができるのです。

 後継者不足などから日本の漁業の衰退が懸念される中、くら寿司ではこれからも、松岡さんのような若くて意欲的な漁師さんとの共存共栄の関係を拡大することで、日本の漁業の将来を担う後継者育成を支援していきたいと考えています。

※AERAオンライン限定記事

◯岡本浩之(おかもと・ひろゆき)
1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、18年12月から「くら寿司株式会社」広報担当


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岡本浩之

おかもと・ひろゆき/1962年 岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、18年12月から「くら寿司株式会社」広報担当

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