100万円以下でも遺産を社会に還元! 増える「遺贈」の魅力とは? (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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100万円以下でも遺産を社会に還元! 増える「遺贈」の魅力とは?

小柳暁子AERA
子なし夫婦の記者も遺言書作成に挑戦。事実婚の場合もお互い法定相続人にはなれないので、パートナーに財産を相続させたい場合は遺言書を作成するとよい(撮影/写真部・掛祥葉子)

子なし夫婦の記者も遺言書作成に挑戦。事実婚の場合もお互い法定相続人にはなれないので、パートナーに財産を相続させたい場合は遺言書を作成するとよい(撮影/写真部・掛祥葉子)

【日本財団ドネーション事業部遺贈寄付サポートセンター チームリーダー】木下園子さん/日本財団への遺贈は間接経費などが引かれず全額社会貢献に使われる。活用する事業は遺贈者の遺志に沿って選定。養護施設卒園者への奨学金給付や障害者の就労支援などさまざまな活動に使われている(撮影/工藤隆太郎)

【日本財団ドネーション事業部遺贈寄付サポートセンター チームリーダー】木下園子さん/日本財団への遺贈は間接経費などが引かれず全額社会貢献に使われる。活用する事業は遺贈者の遺志に沿って選定。養護施設卒園者への奨学金給付や障害者の就労支援などさまざまな活動に使われている(撮影/工藤隆太郎)

「被相続人が亡くなられて10カ月以内だと、公益に資する団体に寄付すると相続税の対象から外れるので、ご親族からの相続寄付も受けています。亡くなった方の遺志をくんで、代わって寄付されることもあります」

 16年度には2億円の遺贈もあったという。少額の遺贈でも受け取ってもらえるのか。

「遺贈に関するご相談は金額にかかわらず受けております。100万円に満たないものでも、ありがたくお受けいたします。少額で一つのプログラムを作るのが無理な場合は、似たようなご希望の方のご寄付と合わせて事業実施することもあります」

 寄付で建設された建物に名前を記載したプレートを飾ったり、奨学金に名前を冠してもらったりすることもできる。自分が生きてきた証しをどう残すのか。40代から考えれば、よりよい人生の後半戦を歩めそうだ。(編集部・小柳暁子)

AERA 2019年7月1日号より抜粋


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