なぜ長崎出身の医師が福島に移住? 地域医療に携わるやりがいは… (3/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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なぜ長崎出身の医師が福島に移住? 地域医療に携わるやりがいは…

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野村昌二AERA
川内村に移り住んだ医師の木村悠子さん。登山も始め、週末は山登りを楽しむ。「追われない生活がいいですよね(笑)」(撮影/編集部・野村昌二)

川内村に移り住んだ医師の木村悠子さん。登山も始め、週末は山登りを楽しむ。「追われない生活がいいですよね(笑)」(撮影/編集部・野村昌二)

東山晴菜さん。2018年3月から、浪江町の地域づくり支援専門員として、町のコミュニティーの再生・再構築の手伝いをする。一日の楽しみは「晩酌!」と楽しそうに話す(撮影/編集部・野村昌二)

東山晴菜さん。2018年3月から、浪江町の地域づくり支援専門員として、町のコミュニティーの再生・再構築の手伝いをする。一日の楽しみは「晩酌!」と楽しそうに話す(撮影/編集部・野村昌二)

 浪江に来て気づいたことがいくつもあった。丁寧な暮らし、人に対する気づかい、優しさ、たくましさ、弱さ……。訪問した時にさりげなく出してくれる漬物にも心配りを感じる。

「高級なお菓子より、その家のお母さんが漬けた白菜の漬物のほうが本当にうれしいし、『来てくれてありがとう』という気持ちが伝わります」

 仕事は1年ごとに契約更新。将来は?

「ぜ~んぜん、わかりません」

 とおどける。

 だが、住民たちの話を聴いた者としての責任はある。話してくれた言葉を大事に、次につながる取り組みを一つでも起こしていけたらと話す。

「この町を好きと思っている人たちと、一緒に町づくりができたらいいな」

 一歩一歩、「新住民」によって福島は前に進む。(編集部・野村昌二)

AERA 2019年3月4日号より抜粋


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