休みもらえず流産…翌日から「仕事しろ」 女医の過酷すぎる現実 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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休みもらえず流産…翌日から「仕事しろ」 女医の過酷すぎる現実

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AERA#働き方
東京医科大正門前で抗議活動をする人たち (c)朝日新聞社

東京医科大正門前で抗議活動をする人たち (c)朝日新聞社

A女医(40代、左):内科医。東海地方の国立大学医学部を卒業後、関東地方の研修病院・大学病院で研修を受け、各地の大学病院に勤務。出産を経て、現在は一般病院で内科医として勤務/B女医(30代、中央):麻酔科医。関東圏の国立大学医学部卒。総合病院での初期研修を経て、地方の公立病院に勤務。現在は子育てをしながら、東北地方の市立病院に麻酔科医として勤務/C女医(20代、右):内科医。関西出身。関西の大学医学部を卒業後、東北地方の総合病院で初期研修。現在は地方の病院に週4勤務しながら、大学院で勉強中(撮影/田茂井治)

A女医(40代、左):内科医。東海地方の国立大学医学部を卒業後、関東地方の研修病院・大学病院で研修を受け、各地の大学病院に勤務。出産を経て、現在は一般病院で内科医として勤務/B女医(30代、中央):麻酔科医。関東圏の国立大学医学部卒。総合病院での初期研修を経て、地方の公立病院に勤務。現在は子育てをしながら、東北地方の市立病院に麻酔科医として勤務/C女医(20代、右):内科医。関西出身。関西の大学医学部を卒業後、東北地方の総合病院で初期研修。現在は地方の病院に週4勤務しながら、大学院で勉強中(撮影/田茂井治)

 大学病院の医局と女医の職場の問題点とは──。 現役で活躍する女医3人に絶対匿名で語ってもらった。

*  *  *
●座談会参加者
内科医 A女医(40代)=東海地方の国立大学医学部を卒業後、関東地方の研修病院・大学病院で研修を受け、各地の大学病院に勤務。出産を経て、現在は一般病院で内科医として勤務

麻酔科医 B女医(30代)=関東圏の国立大学医学部卒。総合病院での初期研修を経て、地方の公立病院に勤務。現在は子育てをしながら、東北地方の市立病院に麻酔科医として勤務

内科医 C女医(20代)=関西出身。関西の大学医学部を卒業後、東北地方の総合病院で初期研修。現在は地方の病院に週4勤務しながら、大学院で勉強中


──東京医科大学の医学部医学科の一般入試で女子受験者や多浪生の得点が一律に減点されていたことが明らかになりました。

A:やってるだろうなとは思っていました。

B:ただ、証拠まで残していたことには驚きました。大学に入ったら、みんな気づきますから。女子は圧倒的に少ないし、多浪生はわずか。「入試が操作されてるよね?」って頻繁に噂になるのに……。

C:女子が減点されていたことには気づきませんでした。多浪生については、予備校に通っているときから話題になっていました。現役で医学部に入れば、最短25歳で医師になれるけど、5浪していたら30歳ですからね。一番体力勝負の最初の頃に、30歳を超えてきてしまう人よりは、若い人を取りたいという気持ちもわからなくはない。

B:4回浪人して入学した同級生がはっきり言ってました。「浪人するたびに、減点されている」と。入試には筆記と面接がありますけど、筆記は開示請求すれば点数がわかるんです。その子は現役と1浪のときは筆記の結果が予想よりも高かったようなんですよね。ところが、浪人するたびに、筆記の加点は減ってたと話していました。

A:私は大学の医局に入って、ある時期、受験生の面接を担当したこともありました。そのときは、「人間的に問題がありそうな子はチェックして」と言われていましたね。ただ、多浪生や女子だからという理由で減点したことはありません。


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