「情報番組で、スーパー大麦が取り上げられ、放送中からスーパー大麦グラノーラの注文が急増。5分ほどで売り切れてしまった」(同)

 これを機に、名だたる食品メーカーが続々とバーリーマックスを採用。17年のバーリーマックスの作付け量は前年比で4倍に増えているという。

「今は、新たな食品素材にも手を広げろと言われる(笑)」(同)

 スーパー大麦は腸内環境のみならず、帝人の社内評価も一変させてしまったのだ。(ジャーナリスト・田茂井治)

AERA 2018年1月1-8日合併号