音楽についての話には、特に熱がこもった。
日本でのドームツアーの成功をみんなに感謝はしているけれど、個人的には会場の大きさは目標にしていないこと。年齢など、数字にこだわるのは好きではなく、感性や考え方を大事にしていること。ライブではいろんなチャレンジをしていること。当時の最新アルバム「D×D×D」のレコーディングでは、「Wishful Thinking」や「BOYS WILL BE BOYS」などリズムが特別な曲でこそ、自分たちらしい声やリズムを表現できるようにしたということ――。
「『D×D×D』はSHINeeらしいバラードもたくさんあるし、他にもたくさんのジャンルの曲が入っているから、(聞いた人が)気に入るものが1つくらいはあるかも……ね(笑)」
というジョンヒョンに、
「かもね、って!」
とメンバーが笑った。
SHINeeファンの友人が「メンバーの仲がいいことが、ファンの自慢の一つ」と話していた通りの仲のよさ。その一人がいなくなってしまった。損失の大きさは計り知れない。(AERA編集部・大川恵実)
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