竹内智香「プラスの余裕が大事な時に助けてくれる」 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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竹内智香「プラスの余裕が大事な時に助けてくれる」

連載「黄金色へのシュプール」

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AERA#竹内智香
米カッパーマウンテンで実施したスノーボードの滑走テスト(写真:本人提供)

米カッパーマウンテンで実施したスノーボードの滑走テスト(写真:本人提供)

 ソチ冬季五輪で銀メダルを獲得したスノーボード女子アルペン・竹内智香選手が「AERA」で連載する「黄金色へのシュプール」をお届けします。長野五輪を観て感動し、本格的に競技をスタート。2018年2月の平昌五輪では念願の金メダル獲得を目指す竹内選手の今の様子や思いをお伝えします。

*  *  *
 アメリカ合宿は今シーズン、そしてもちろん来年の平昌五輪に向けて大事な調整の場となりました。実際に競技面でも、自分の滑りの状態や新たなマテリアルとの相性等、いくつもの項目を確認することができました。

 そんな中、長年の競技生活の中で、今回初めての“体感”がありました。今までの私の滑りは、全力で滑降していく感じでした。滑っている自分も「これは速いな」という感覚になれる。ただ、今の板で滑っていると「あれ? こんな速さの体感で大丈夫かな?」と感じていても、実際には今までの道具を使った時よりも速いタイムが出ていたのです。

 アルペンとは、風を切っていくように滑る競技です。だから体でその速さを感じることが大事だと考えていました。例えるならロードバイクに乗ってスピードを感じるような感覚。ただ、今回は板に乗っている感覚が三輪車みたいに安定しているのに、タイムが出ている。安定感があって速いに越したことはないわけで、今はその状態になることができているのです。


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