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【独占】ブライアン・オーサーインタビュー「五輪への完璧なシナリオ」

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Brian Orser(左)/1984年サラエボ、88年カルガリー両五輪で男子シングル銀メダル。87年世界選手権優勝。2012年から羽生結弦のコーチを務める (c)朝日新聞社

Brian Orser(左)/1984年サラエボ、88年カルガリー両五輪で男子シングル銀メダル。87年世界選手権優勝。2012年から羽生結弦のコーチを務める (c)朝日新聞社

 羽生結弦の五輪シーズン初戦は波乱に満ちていた。ショートでは世界最高得点。フリーでは大きく崩れて、総合2位。何が起きたのか。来年2月の平昌五輪で、連覇はできるのか。羽生結弦のコーチ、ブライアン・オーサーに話を伺った。

*  *  *
──五輪シーズンがついに開幕しました。

 シーズン初戦で少しの緊張はありましたが、ワクワク感のほうが大きかったですね。なぜなら私たちは4年かけて、段階を踏んで準備をしてきたからです。結弦はこのオフ、6月末から8月まで計画的に練習をし、4回転ループの精度を上げました。4回転ルッツや4回転アクセルの練習も楽しんでいましたよ。

──初戦となったオータム・クラシックでの羽生選手は、ショートとフリーに差がありました。

 私はいつも、「1枚目のパンケーキは上手に焼けない」という話をします。火加減、焼き時間、配合などを知るために初戦がある。いい面と悪い面が分かり、むしろ収穫が大きかった。

──ショートでは世界最高得点を更新しています。

 結弦にとっては、「身体を休めることに罪悪感を感じなくていい」という経験になったはずです。右足に違和感があったので、試合直前は普段の練習をしませんでした。それでも最高の演技ができたのです。しっかり準備してあれば、数日休んでも身体が反応してくれるのです。


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