ご当地発車メロディー、新車両導入…生まれ変わる大阪環状線 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ご当地発車メロディー、新車両導入…生まれ変わる大阪環状線

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近藤正高AERA#鉄道
大阪環状線の新型車両323系。年内にも導入予定で、これまで同線の主力だった103系・201系から基調色のオレンジを継承している (c)朝日新聞社

大阪環状線の新型車両323系。年内にも導入予定で、これまで同線の主力だった103系・201系から基調色のオレンジを継承している (c)朝日新聞社

 このほか関西国際空港と各地を結ぶ列車も環状線経由で運転されている。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を沿線に擁する桜島線(西九条~桜島間)へも直通列車がある。ちなみに桜島線はもともと大阪環状線の前身の一つである西成線の一部で、環状線開業にともない独立した。01年のUSJ開園にあわせて「ゆめ咲線」という愛称もつけられている。

 環状線にはまた私鉄との接続駅も多い。大阪環状線は規模や利用者数では山手線にさすがに及ばないものの、関西圏の交通の結節点としてますます重要性が高まっていることはたしかだ。

 関西では私鉄が旧国鉄に対しサービス面で長らく優位に立ってきた歴史がある。国鉄民営化は各社間の競争をさらに促した。だがその中で私鉄とJR西日本の連携がなおざりにされ、乗り換えなどで利用者に不便を強いてきたこともまた事実だろう。

 先述の大阪環状線改造プロジェクトでは重点施策の一つに「地域や他交通事業者との連携」が掲げられ、大阪市営地下鉄との案内サインの相互改善などが計画されている。この動きが環状線だけでなく、関西の鉄道全体に広がっていくよう望まずにはいられない。(ライター・近藤正高)

AERA 2016年7月25日号


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