「ダイヤモンドは仲介マージンが高いのです。卸業者から小売業者にいくときに値段をつり上げるので、値引きも当然あります。もし買うなら、1カラット以上のものがいい。それぐらいになると、多少、価値は落ちにくくなります」(宝石業関係者)

 そのほかの宝飾品も同様だという。宝飾品の購入は、個人の好き好きでご判断を。

 ダイヤモンドより手堅いのは金だ。

「金は仲介マージンがありません。需要と供給の関係だけで値段が決まります。それにグローバルに人気が高い。特に中国とインドからの需要が多いことも価格を下支えしています。金の人気は昔から変わりませんし、価格が下がるリスクはありますが、資産という面で考えれば有用でしょう」(同)

AERA 2014年2月24日号より抜粋