頭痛や眼精疲労をはじめ数々の不調を引き起こす、つらい肩こり。「スマホ首」という言葉が話題になりましたが、日々、スマートフォンが手放せない私たちにとって、首の痛みや肩こりはもはや"新・国民病"といっても過言ではないかもしれません。

 湿布や磁気ネックレスを使ったり、あるいは定期的にマッサージ店に通ったりと、自己流のケアで日々やり過ごしているという方も多いのではないでしょうか?

 しかし、本書『こりの原因は手首にあった 肩こりはもまずに治せる!』の著者、理学療法士の清水賢二さんによれば、これらは一時的な対症療法でしかなく、根本的な解決にはならないと言います。

 清水さんは本書の中で「肩こりの原因は肩そのものでなく、手首にあるのです」と述べ、肩を直接もんだり叩いたりするよりも、手首へのケアが肝心だと訴えます。

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スマホやパソコン作業などで手首を酷使し負荷をかけすぎると…