ラジオの通販トークは難しい…一之輔が「勉強になる」という関西人タレントは? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ラジオの通販トークは難しい…一之輔が「勉強になる」という関西人タレントは?

連載「ああ、それ私よく知ってます。」

春風亭一之輔週刊朝日#春風亭一之輔
春風亭一之輔・落語家

春風亭一之輔・落語家

イラスト/もりいくすお

イラスト/もりいくすお

 落語家・春風亭一之輔氏が週刊朝日で連載中のコラム「ああ、それ私よく知ってます。」。今週のお題は「通販」。

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 お昼のラジオの『通販』のコーナー。いわゆるラジオショッピング。ネット通販全盛のご時世に「ラジオを聴き商品が気に入ったら電話をかけて購入する」というのはかなり前時代的なのに、いまだに需要があるというのが面白い。

 在京の某番組。その日は『お喋りAIワンちゃん(仮)』的な商品を紹介していた。「話しかけるとAIによって1万通りの返事をしてくれる犬のぬいぐるみ」だそうだ。プレゼンターがノリノリで紹介するものの、話しかけても「おはよう」と「元気出してね」しか喋らない。スタジオ内は若干の沈黙。「……あとはお買い求め頂いてからのお楽しみ……」とお茶を濁すと「ワンワンワンワン……!」と鳴きやまなくなってしまった。鳴き声がフェイドアウトしていったのは、スタジオの外に連れていかれたからだろうか。それくらいのほうがホンモノっぽい。さすがAI。

 昔、大沢悠里さんの番組ではゲストもラジオショッピングに参加していた。食品ならゲストが試食。聴いてると実に美味そうで購買欲が湧く。私がゲストで呼ばれた時の商品は『介護用便座』。食えない。悠里さんに「ちょっと腰を掛けてみて」と促され、私は便座に座った。「いかがですか?」と悠里さん。便座上から大沢悠里を見上げたのは私ぐらいだろうな……と思いながら「うちにも欲しいなあ(棒)」と応えておいた。

 かくいう私も週一ではあるがワイド番組で商品をオススメしている。アナウンサーさんのリードに相槌を打つだけなのだが、これが難しい。スタジオの向こうではスポンサーの眼光鋭く、かなりのプレッシャーなのだ。


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