「根幹にあるのはあのロックバンド……」霜降り明星・粗品、音楽を大いに語る レーベル設立で活動本格化 (2/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

「根幹にあるのはあのロックバンド……」霜降り明星・粗品、音楽を大いに語る レーベル設立で活動本格化

中将タカノリ週刊朝日
自らのレーベルを立ち上げた粗品=東京都渋谷区、写真はいずれも加藤夏子撮影

自らのレーベルを立ち上げた粗品=東京都渋谷区、写真はいずれも加藤夏子撮影

「漫才でできなかった表現を」と粗品

「漫才でできなかった表現を」と粗品

粗品と、今回取材した中将本人(右)

粗品と、今回取材した中将本人(右)

 ――音楽を通して、何を表現したいのですか。

「漫才では“笑い”以外の表現が難しいですよね。その点、音楽は自由です。これまで漫才だけでは表現しきれなかったことを音楽で表現したいという思いがあります」

 ――楽曲を聴くと、ガレージロックからクラシックまで幅広い音楽の要素を感じます。これまでどのような音楽に触れてきたのでしょう。

「小さい頃からピアノはやってましたけど、他にもロックとアニソンに影響を受けた部分が大きいと思っています。ロックはザ・ブルーハーツ、ザ・ハイロウズ、Hi-STANDARDとかシンプルなサウンドのバンドが好きです。でも“萌え声”のアニソンも好きだし、エッチなゲームの曲も聴く。そこから派生してボカロの曲も聴くようになりました」

 ――ロックとの“出会い”は。

「友達がザ・ブルーハーツが好きでCD貸してくれたんです。『野音 Live on ’94 6.18/19』っていう野音(日比谷野外音楽堂)のライブアルバムなんですけど、それがめっちゃカッコよくて13歳の時にギターを始めました」

 ――ボカロとは。

「高1だったと思います。ニコニコ動画ではやっていた『メルト』とか『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』みたいな初期のボカロから聴き始めて、WOWAKAさん、ハチさん、トーマさんに影響を受けました」

 ――そもそも、どんな学生だったのですか。

「小、中学校の頃は授業中に笑いとったりして、クラスの人気者みたいなキャラクターでした。でも高校になると『そういうのダサいな』って思うようになったんです。自分以外にも授業中に笑いとるやつはいたんですけど、そいつ見てても別に面白くなくて。今思うと少しトガってましたけど、他のやつとは違う表現がしたいという気持ちが芽生え始めてたんだと思います。それが音楽やお笑いをやるきっかけにもなりました」

 ――なぜ、ミュージシャンじゃなくて芸人に?

「学生時代に『音楽を職業にしたい』『お笑いを職業にしたい』って思ったことはなかったんですよ。どちらもなんとなく趣味でやってたけど、先に結果が出たのがたまたまお笑いやったんです。『ハイスクールマンザイ』とかで上位に入って『俺、向いてるんちゃうか?』と思ってその道に進みました」


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい