2月14日からは、近代日本資本主義の父とされる渋沢栄一の生涯を描く大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の放送がスタートする。前出の三杉さんは期待を込める。
「渋沢栄一という人物そのもののすごさは一般の視聴者は詳しく知らないかもしれませんが、冒頭では人気のある幕末の動乱から描かれていくので、そこは期待できそうです。1980年代に、『独眼竜政宗』から『武田信玄』へという流れで大河ブームが起こったように、『麒麟』がいい追い風になるような気もします」
「麒麟がくる」は、大河ドラマというコンテンツにも、安寧(あんねい)をもたらせてくれただろうか。
(本誌・太田サトル)
*週刊朝日オンライン限定記事