河井克行被告が亀井静香氏の秘書に300万円を提供 直撃に「何も言いたくない」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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河井克行被告が亀井静香氏の秘書に300万円を提供 直撃に「何も言いたくない」

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起訴された河井克行被告(C)朝日新聞社

起訴された河井克行被告(C)朝日新聞社

 昨年7月の参院選で、選挙区の広島県内の市長、県議、市議らにカネをばらまき、公職選挙法違反(買収)で東京地検特捜部に起訴された前法相で衆院議員の河井克行被告と妻で参院議員の河井案里被告。
 逮捕された際の容疑は94人に対して、約2570万円が買収金額とされただが、起訴された時、ばらまいた相手が約100人に増え、合計は約2900万円になり、約330万円も増えていた。

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 330万円のうち300万円は、ある人物が克行被告から受け取っていたことが明らかになった。

 本誌が入手した河井夫妻が現金を配った「買収リスト」によると、受け取っていたのは、元衆院議員の亀井静香氏の秘書だったY氏だ。

 昨年5月31日に広島市安佐南区安東所在の克行被告の事務所で100万円、昨年7月3日に、広島市中区のホテルのコーヒーショップで200万円を受領。このことは東京地検特捜部の捜査で裏付けられたという。
 
 Y氏について地元の地方議員がこういう。
「亀井氏の秘書を30年くらいはやっていたはず。永田町で多忙な亀井氏に代わり、選挙区を守ってきたまさに名代です」

 これまでに判明した河井被告夫妻がばらまいた最高金額は、奥原信也県議がもらった200万円。三原市長を辞任に追い込まれた天満祥典氏がもらった150万円…。しかし、蓋を開けてみれば、Y氏が「買収リスト」の最高額だったのである。

 広島政界の大物、亀井氏の秘書だったとはいえ、Y氏への300万円は突出した金額だ。広島選挙区は定数2のところに現職だった溝手顕正氏と案里被告、そこに国民民主党の現職、森本真治参院議員で争う構図だった。自民党は2議席独占を狙ったが、結局は溝手氏が落選した。

 森本議員のSNSをみると、昨年7月12日、広島県三次市の個人演説会にY氏が亀井氏の代理として出席したと記されている。

 入手した写真によると、森本議員の参院選の事務所開きにも、Y氏は参加していた。この時点でY氏は克行被告から300万円の提供を受けていた。実に不思議な光景だ。


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