作りたてふわふわのケランチムが食欲をそそる韓国食市のお料理。全19店のお店は、どれもしっかり料理にこだわっているのが渋谷横丁の特徴です。

渋谷横丁・責任者の高橋さん。「渋谷横丁はどのお店でも他店の料理を注文できるんです。まず1〜2品頼んで次に回るお店を決めると、はしご酒がより楽しくなりますよ」

まるでひとつの街のような渋谷横丁。「流し」のアーティストやマジシャンなどが登場することも!

おいしそうにクラフトビールを飲むたけうちさん。「飲むときは楽しく、きれいに飲む」がモットーだとか。

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みんなの横丁〈若者編〉

「知らない人と仲良くなれる」
東京の横丁は若い世代にも魅力的

老若男女問わず、どんな人でも受け入れてくれて楽しめる、それが「横丁」の良いところ。でも足を踏み入れたことがない若い世代の人には、ちょっとハードルが高く感じる場所かもしれません。
そんな人におすすめしたいのが、いわゆる「ネオ横丁」と言われる東京の新たな横丁。従来の横丁の魅力はそのままに、初心者でも楽しくはしご酒にトライできる場所なのです。

そこで今回、普段からいろいろな東京の横丁を訪れる事が多いというタレントのたけうちほのかさんに、今人気の「ネオ横丁」のひとつ、渋谷横丁ではしご酒を楽しんでもらい、横丁の魅力を語っていただきました。

プロフィール

たけうちほのかさん
モデル・タレント

1997年生まれ、東京都出身。2023年4月、テレビ東京『ゴッドタン』第2の松丸オーディションで優勝し話題に。以降、さまざまなバラエティ番組で活躍中。

渋谷横丁のようなネオ横丁は
“横丁初心者”に嬉しい場所

「実は、渋谷横丁には何度も来たことがあるんですよ」

登場するやいなや、そう語るたけうちさん。この日のはしご酒、一軒目は銭湯のペンキ絵が印象的な「北陸食市」でスタートしたのですが……。

「この店も来たことがあるし、来るたびにはしご酒を楽しんでいるので、多分全店制覇している気がします(笑)」

さすが、最近お酒好きキャラがメディアですっかり定着しているたけうちさん。今回の企画も「お仕事でお酒を飲めるの、めちゃくちゃ嬉しいです!」と満面の笑顔で参加してくれました。北陸産のどぐろの刺し身と純けい鉄板焼き鳥、ホタルイカの沖漬け、そして生ビールでまずは乾杯です。勢いよくビールを飲み干し、料理を食べ出すたけうちさん。基本的に「よく飲み、よく食べる」タイプだそうで「どれも美味しいですけど、とくにこの純けいの鉄板焼き鳥、すごく美味しい!」と楽しそうに頬張ります。

渋谷横丁は渋谷駅近くのRAYARD MIYASHITA PARKにある全長100mの「食とエンタメ」の融合施設。日本全国の食が楽しめる注目スポットです。「渋谷横丁のような『ネオ横丁』って、私たちの世代にはすごくありがたい場所ですね。私は昔ながらの横丁でもひとりで行きますけど、同世代の友達のなかには、そういう場所に行くのは少し勇気が必要かも……という子もいます。でもこういう横丁だったら、安心して楽しむことができるし、はしご酒も楽しめる。お店とお店が近いから、すぐ次に行けるのも、横丁初心者にはぴったりだと思うんですよ」

知らない人と話すことができる、
それが「横丁」の魅力

二軒目は少し趣向を変え、渋谷横丁のなかでも唯一のバル、「渋谷バル」へ。クラフトビールと生ハム、フライドポテト、そして大好物だという「枝豆ペペロンチーノ」で二杯目を楽しみます。

「おつまみの好みですか? お酒が進むしょっぱいものですね!」

そんな頼もしい発言が飛び出すたけうちさん。飲みに行く場所は本当にいろいろで、こういうネオ横丁もあれば、昔ながらの横丁や飲み屋街に行くことも。

「なので友達は基本、『お酒が飲める人』が多いです(笑)。でもそういう基準だから、職業はバラバラですし、芸能界以外の人が多いんですよ。また、飲んでいる最中にもいろいろな人と知り合いますよね。そういう人は日常生活ではまず接点がない職業の人だったりします。そうやって、その場で出会った人たちと話しているのが楽しいんですよね。でも一番盛り上がるのは、全く知らない人の恋愛話ですね(笑)。気がついたら隣の席のおじさんの恋愛話に『それは違うよ!』ってツッコミを入れてたりします(笑)」

ちなみに、どこにいっても基本的には1カ所で腰を据えて飲むよりは、はしご酒にこだわりたいタイプなんだとか。

「旅行先とか、知らない場所に行ったときは、滞在時間は1軒30分と決めて回ったりします(笑)。そこで知り合った人たちと仲良くなって、別のお店に一緒に行って、朝まで飲んで、みたいなこともよくあります」

その時に仲良くなった人と連絡先を交換し、次回その土地を訪れたときにまた一緒に飲んで……という交流も生まれたりするそう。お酒で“縁”がつながっていく、これも横丁の良さのひとつです。

「東京の横丁」を発見していく
楽しさに現在ハマり中

三軒目は、韓国食市。やはり好物だというケランチムとセンマイの刺し身、韓国焼鳥でマッコリを美味しそうに飲み干すたけうちさん。食欲もお酒を楽しむスピードもまったく落ちず、惚れ惚れします。

そんなたけうちさん、最近は今まで行ったことのない飲み屋街や横丁を見つけては、少し遠くても足を運ぶことが多いのだとか。

「飽き性なんでしょうね。横丁って、横丁ごとにカラーが全然違えば、お店によっても違うじゃないですか。1カ所に通って常連になるよりは、いろいろな場所でいろいろな人と出会う、一期一会を楽しみたいなと思うんです」

常連が多いスナックや、ドアを開けた瞬間に視線を浴びるような一見入りづらそうな店でも、勇気を持って飛び込んでみる。そんなドキドキ感も楽しいのだそう。

「浅草のホッピー通りもこの間初めて行ったんですけど、『こんなにいい場所をまだ知らなかったんだ!』って思いました。昼間から飲めるのがいいですよね(笑)。あと最近行ってすごく印象に残ったのが、蒲田のバーボンロード! 本当に街全体がアットホームな雰囲気なんですよ。1軒のお店で飲んでいたら、そのお店の人が近くのお店の友達を呼んでくれて、気がつくとどんどん人が集まってきて……、もう楽しすぎて、気がついたら夜中2時くらいになってました(笑)。東京にはまだまだ私が知らない“いい場所”があるんだなあ、と実感することが多いです」

おいしそうにクラフトビールを飲むたけうちさん。「飲むときは楽しく、きれいに飲む」がモットーだとか。
作りたてふわふわのケランチムが食欲をそそる韓国食市のお料理。全19店のお店は、どれもしっかり料理にこだわっているのが渋谷横丁の特徴です。
渋谷横丁・責任者の高橋さん。「渋谷横丁はどのお店でも他店の料理を注文できるんです。まず1〜2品頼んで次に回るお店を決めると、はしご酒がより楽しくなりますよ」
まるでひとつの街のような渋谷横丁。「流し」のアーティストやマジシャンなどが登場することも!

ひとりで行くこともあれば友達と行くことも、ときには家族と一緒に横丁を訪れることもあるというたけうちさん。とにかくお酒と横丁、そこで生まれる“出会い”と“コミュニケーション”を、心の底から楽しんでいる様子がひしひしと伝わってきました。横丁巡りはまだまだ続きそうなので、もしかしたらあなたもどこかで遭遇するかも!?

「知らない人と楽しく話せる、そんな“東京の横丁”は面白い」

このことを、たけうちさんから改めて教えてもらえたような気がします。まだ東京の横丁を未体験の若い世代の人もぜひ行ってみてくださいね。

横丁info

渋谷横丁

RAYARD MIYASHITA PARKの1Fに位置する「食とエンタメ」の融合施設。北は北海道、南は沖縄まで、日本全国の産直食材や郷土料理、B級グルメなど地元ならではのソウルフードや、元力士が作る力士めし、全国のご当地ママが登場する喫茶スナックなど、全長100mのエリアに19店舗が揃います。

  • 所在地東京都渋谷区神宮前6-20-10
    RAYARD MIYASHITA PARK South 1F Google Maps
  • アクセス渋谷駅より徒歩約3分
  • 営業時間月~土曜日11:00~5:00、日曜日11:00~23:00

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・未成年者の飲酒は法律で禁じられています。お酒は20歳になってから。
・妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
・飲酒運転は法律で禁止されています。
・飲みすぎに注意、お酒は適量を。