約40年前に総工費9千万円! 昭和歌謡が流れる名喫茶「ギャラン」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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約40年前に総工費9千万円! 昭和歌謡が流れる名喫茶「ギャラン」

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沖村かなみ週刊朝日#グルメ#昭和な名店
ギャラン/アイスクリームにパインやバナナを添えたフルーツパフェ1050円(税込み)。タータンチェックのユニフォームに懐かしさを感じる (撮影/写真部・松永卓也)

ギャラン/アイスクリームにパインやバナナを添えたフルーツパフェ1050円(税込み)。タータンチェックのユニフォームに懐かしさを感じる (撮影/写真部・松永卓也)

たばこの対面販売を行い喫煙可能とし、昭和のもてなしを守る (撮影/写真部・松永卓也)

たばこの対面販売を行い喫煙可能とし、昭和のもてなしを守る (撮影/写真部・松永卓也)

メニューサンプルもレトロな印象。きらびやかな階段を上ると店舗がある
ギャラン/東京都台東区上野6-14-4 山城屋冨坂ビル2F(営)8:00~23:00(休)なし (撮影/写真部・松永卓也)

メニューサンプルもレトロな印象。きらびやかな階段を上ると店舗がある
ギャラン/東京都台東区上野6-14-4 山城屋冨坂ビル2F(営)8:00~23:00(休)なし (撮影/写真部・松永卓也)

 今もまだ残る古き良き店を訪ねる連載「昭和な名店」。今回は上野の喫茶店「ギャラン」。

【「ギャラン」の店内やレトロなメニューサンプルの写真はこちら】

*  *  *
 店に入るとピンク・レディーの「UFO」が軽快に耳に飛び込んできた。奇しくもこのヒット曲がリリースされた1977年、上野にコーヒーショップ「ギャラン」がオープン。店名は初代オーナーの愛車にちなんで名付けられた。

 じつは「ギャラン」の1号店は1969年に浅草で誕生した。その後、台東区内にいくつか支店を構えたが、時代を経て、現在はこの一軒だけが残る。

 現オーナーの藤沢芳紀さんは話す。「私はもともとエアコン業者としてここに出入りしていました。十数年前に店を畳む話を聞いて、なくすのはもったいないので継ぐことに決めたのです」

 客席フロアはシャンデリアが輝き、壁は銅板、柱に大理石が使われ、床はタイル貼りという豪華さ。椅子はすべて革張りだ。前オーナーがなんと総工費約9千万円を投じてつくったという。店の中央にあった噴水は撤去されたものの、時が止まったかのように内装もメニューも開店当時のまま。一日500人以上が来店する人気ぶりも健在だ。

 昭和喫茶のヒロイン「フルーツパフェ」は、インスタ映えを狙わずとも変わらず可憐な姿。ケーキセットに抱っこパンダのおまけがつくのも上野らしい。(取材・文/沖村かなみ)

「ギャラン」東京都台東区上野6-14-4 山城屋冨坂ビル2F/営業時間:8:00~23:00/定休日:なし

週刊朝日  2020年7月3日号


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