マスクがなくて…一之輔が思い出した子どもの頃の“ファミコンと涙” (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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マスクがなくて…一之輔が思い出した子どもの頃の“ファミコンと涙”

連載「ああ、それ私よく知ってます。」

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春風亭一之輔週刊朝日#春風亭一之輔
春風亭一之輔(しゅんぷうてい・いちのすけ)/1978年、千葉県生まれ。落語家。2001年、日本大学芸術学部卒業後、春風亭一朝に入門。新刊書籍『春風亭一之輔のおもしろ落語入門 おかわり!』(小学館)が絶賛発売中!

春風亭一之輔(しゅんぷうてい・いちのすけ)/1978年、千葉県生まれ。落語家。2001年、日本大学芸術学部卒業後、春風亭一朝に入門。新刊書籍『春風亭一之輔のおもしろ落語入門 おかわり!』(小学館)が絶賛発売中!

イラスト/もりいくすお

イラスト/もりいくすお

 その日は諦めて、またお小遣いを貯めて出直せば良いのです。いつになってもいいじゃないか。それなのに私は「あのー……『ファミスタの87年版』ください!!」と言っていました。今、必要としないゲームソフトを買ってしまいました。「本体なんかべつに欲しくないですよ。いや、家にありますから。へー、ファミスタ新しいの出たんだ!? やってみよっかなー」みたいな顔をして……。

 本体がないので、当然買っても意味のないファミスタを握りしめて帰宅後、大人の理不尽さと自分の不甲斐なさに悔しくて泣いた私。「早く大人になってお金稼いで本体買うぞ」と誓ったあの頃、大人になってマスクなんかが手に入らなくなる世界が来るとは夢にも思わなかった。マスクがファミコン本体の値段で売られてたりするんだよ、どう思う? 小4の俺よ。

週刊朝日  2020年4月3日号


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春風亭一之輔

春風亭一之輔(しゅんぷうてい・いちのすけ)/1978年、千葉県生まれ。落語家。2001年、日本大学芸術学部卒業後、春風亭一朝に入門。新刊書籍『春風亭一之輔のおもしろ落語入門 おかわり!』(小学館)が絶賛発売中!

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