古田敦也、宮本慎也、立浪和義、高橋由伸に監督待望論が根強いワケ 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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古田敦也、宮本慎也、立浪和義、高橋由伸に監督待望論が根強いワケ

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梅宮昌宗週刊朝日
古田敦也氏(C)朝日新聞社

古田敦也氏(C)朝日新聞社

宮本慎也氏(C)朝日新聞社

宮本慎也氏(C)朝日新聞社

 野球ファンの中で「監督待望論」が出るが、なかなか実現しないケースは少なくない。その代表格がヤクルトOBの古田敦也氏(54)だ。

 現役時代に古田氏の資質を見出したのは、2月に84歳で亡くなった野村克也氏。「ID野球」で野球界に革命を起こした哲学は、教え子たちに根付いている。

 1軍監督を見渡しても、ヤクルト・高津臣吾監督(51)、楽天・三木肇監督(42)、西武・辻発彦監督(61)、阪神・矢野燿大監督(51)、中日・与田剛監督(54)、日本ハム・栗山英樹監督(58)が野村氏の下で現役時代にプレーをしている。

 各球団の首脳陣に多くの教え子たちがいる中で、球界の歴史に残る名捕手として名を刻んだ古田氏は、ヤクルトの監督を退任した2007年以来12年間ユニホームに袖を通していない。

 スポーツ紙デスクは、こう話す。

「古田さんは選手兼任監督で2年間指揮を執りましたが、3位、最下位と不完全燃焼に終わりました。また、ユニホームを着るはずと誰もが思っていたし、実際に楽天やソフトバンクの監督人事でうわさされたこともありましたが、実現しなかった。野球に対する卓越した分析力をこのまま生かさないのは惜しい」

 古田氏と同様に、ヤクルトの監督候補として待望論が多いのが宮本慎也氏(49)だ。現役時代は遊撃手で6度、三塁手で4度ゴールデングラブ賞を獲得。打撃でも通算2千安打と400犠打を球界史上初めて達成した努力の人だ。

 18年にヤクルトの1軍ヘッドコーチに就任した際は、「次期監督候補」の呼び声高かったが、最下位に低迷した昨年限りで小川淳司前監督と共に辞任することを表明した。野球評論家に戻ったが、歯にきぬ着せぬ野球理論は首脳陣や選手に一目置かれ、「監督として見たい」という声は多い。

 通算2480安打、日本野球機構(NPB)記録の通算487二塁打と数々の金字塔を打ち立てた中日OBの立浪和義氏(50)も09年に現役引退後、中日の次期監督として何度もメディアで名前が挙がったが、いまだに実現していない。

 ただ、「立浪氏を評価していない」とうわさされていた白井文吾前オーナーが2月に退任し、大島宇一郎オーナーが新たに就任した。球団トップの交代は監督人事にも大きく影響する可能性があり、近い将来に立浪監督が誕生するかもしれない。

 巨人の高橋由伸前監督(44)も、「もう一度監督として巨人に戻ってきてほしい」と待望論は多い。16年から監督在籍3年間は2位、4位、3位とリーグ優勝はならず、18年限りで退団した。3度目の監督に復帰した原辰徳監督(61)が昨年に5年ぶりの優勝を飾り、昨年限りで現役を引退した阿部慎之助氏(41)が今季から2軍監督に就任。原監督の後継者として機運が高まっているが、高橋氏に再度チャンスはあるか。(梅宮昌宗)

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