正月こそ! 終活のプロが「エンディングノートの書き方」を伝授 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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正月こそ! 終活のプロが「エンディングノートの書き方」を伝授

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書店や文房具店で購入できる「エンディングノート」(撮影/写真部・高野楓菜)

書店や文房具店で購入できる「エンディングノート」(撮影/写真部・高野楓菜)

エンディングノートに書くべき12項目 (週刊朝日2019年12月20日号より)

エンディングノートに書くべき12項目 (週刊朝日2019年12月20日号より)

「もしも」のときに備えてエンディングノートを残していますか。「なんだか死ぬ準備みたいで、縁起が悪くて」なんて思わずに。これからの人生をよりよく生きるためにも、大切です。専門家によると、「お正月」に家族皆で書きまとめるのが良いようです。

【エンディングノートに書くべき12項目はこちら】

「エンディングノートを書くのは、お正月がオススメです。年末年始は親族みんなで話せる絶好の機会。年が明けて気持ちも新たな三が日に、自分の気持ちを家族に伝えれば、互いに理解し合えると思います」

 こう話すのは、一人ひとりに寄り添った「人生の終わり方」を提案する葬儀相談員の市川愛さんだ。10年前には、本誌連載の「現代終活事情」で監修を担当した「終活」のプロだ。

 エンディングノートとは、自分の人生の終末期や死後に関する希望や、必要な情報を周囲に伝達するために記録しておくノート(メモ)のことだ。法的効力のある遺言書とは違うが、「争族」トラブル(相続での財産分与トラブル)勃発を回避するひとつの方法でもある。残された人の「マニュアル」としても使えるので、「死後に家族に迷惑をかけたくない」という人には、エンディングノートを残すことは必須といえそうだ。難しく考えなくていい。市販のものは、書店や文房具店に行けば、いろいろある。

 市川さんいわく、正月は理想的な作成(記入)時期。それまでに、自分の思いや考えを、ある程度まとめておき、正月に家族の反応を見ながら完成させていく。

「ほとんどのエンディングノートは3本柱になっています。人生(生き方について)・遺すもの(事柄)・葬儀や墓、です。この三つのテーマについて思いや要望をまとめていきます」

 中でも、葬儀や墓に関わる希望や思いを残しておくことは大切だという。市川さんは、これまで何千件もの葬儀に立ち会ってきた。遺族が葬儀を執り行っていく過程で浮き上がる「故人の思いに沿えているか」という葛藤は、「エンディングノートさえあれば、かなり軽減する」からだ。


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