追悼「サインはV」の中山仁さん 最後まで二枚目演じた鬼コーチ (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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追悼「サインはV」の中山仁さん 最後まで二枚目演じた鬼コーチ

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太田サトル週刊朝日#お悔やみ
俳優の中山仁さん (事務所提供)

俳優の中山仁さん (事務所提供)

 バレー部の面々は、ドラマ終了後も「同窓会」を開き、中山さんも出席していたという。

「ずっと私は中山さんから、『キャプテン』と呼ばれていました(笑)。同窓会は近年は開かれていませんでしたが、時々テレビなどで見て、素敵に年を重ねていらっしゃるなと思っていました」

 ドラマでは厳しいコーチ役だが、気さくで三枚目なところもあったという。

「かぜをひいていたときに私たち女性の前で平気ではなをかむんです。私たちが、『仁さん、ちょっと遠慮してくださる?』と言ったら、『そんなこといってもまだ鼻の奥に残ってるんだ』と返したことも。カメラを外れたところではそういった三枚目なところがあるのに、カメラの前に立つとビシッと鬼コーチになる。その雰囲気はいまでも忘れられません。いまだに、『キャプテン、しっかりしろ!』という声が聞こえてくるようです」

 事務所によると、故人の遺志で葬儀やお別れの会はしない。本人は亡くなったことも公表しないよう希望していたが、事務所が家族と相談し、1カ月経ってから発表した。最後まで二枚目としてのイメージを崩さないまま亡くなった。(本誌・太田サトル)

週刊朝日  2019年11月29日号


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